冬になるとやたらと出るクリスマスソング集

先ごろ学生時代大ファンだったレベッカのボーカル、NOKKOさんが14年ぶりにアルバムを出したのに続いて、クリスマスソングのカバー曲アルバムを発売するというニュースが流れました。

彼女だけならず、この時期になるといろんなアーティストがクリスマス関連の曲を集めたあるいはクリスマスを意識したアルバムというのを発表し、それこそ関係者のボーナスを稼ぎだしています。

クリスマスソングと言えばやはり山下達郎さんの曲が何十年もトップに君臨しています。
しかし彼がそもそもあの曲を作ったきっかけは、それ以前に夏や海に関する曲のヒットが続いて「夏だ海だ達郎だ」というイメージがつきすぎていたため、それを払拭するために作ったのだそうです。

それが空前の大ヒットになり、奥様の竹内まりあさんもクリスマスソングで定番ヒット曲をもち、ほかのアーティストもとにかくこのテーマは売れるとばかりにこの時期にアルバムを出します。

人とのつながりを実感する時期だからなのか、ボーナス時期と重なってアルバムを買ったりプレゼントしたりしやすい時期だからか分かりませんが、なんだか当たり前になっているこの流れがちょっと残念に感じます。

そんな中で唯一すごいなと印象に残っているのはユニコーンというバンドが出した楽曲です。
「雪の降る町」というその曲は本当に雪が降るような穏やかなリズムを鈴の音が刻んでいますが、クリスマスのクの字も歌詞の中には出て来ません。
「年末」という歌詞が年の瀬を迎えて慌ただしい日本の冬の風景を美しく描いています。

別にお正月ソングのアルバム集を作ってくれという訳ではありませんが、冬と言えば…みたいにみんながクリスマスをテーマに選ぶのではなくもっといろいろな角度からアルバムや楽曲を作ってほしいなと思います。
lava 西宮北口